2023年07月08日

2023年07月08日

3人目⚾教室の大学生にインタビュー!!《横浜市栄区 坂本周子ピアノ教室》

今日は、教室3人目の大学生H君にインタビューです!!

我が教室の男の子の生徒さん達から憧れの的の彼は、
実は発表会の時や弾き合い会の直前に「あのお兄ちゃんの演奏が聴きたい!」などとと言われています。

そんなH君は中学校の部活で野球を始めて高校も野球部、今は横浜市立大学の野球部で活躍されています。


彼の事で一番に思い出すのは…インタビューの中で彼も答えてくれた事と一致してしまいますが、発表会の日に試合が重なりそれでも発表会に参加してくれたことです。

演奏順番ギリギリに会場に到着する事が出来、リストの「愛の夢」を弾きました。
あの日、演奏後彼は私に「この曲あまりうまく弾けなかったから来年もう一回チャレンジしたいです」と言いました。
野球で疲れ果てへとへとになりながらも試合が終わるなりホールに直行して、演奏直後にそんな言葉が出るでしょうか?真っ黒に日焼けして疲れた顔でしたが目が輝いていました。

なんて強い信念の持ち主なんだろうと感動したのを覚えています。


さて、そんな素敵なHくんの10のインタビュー。


素晴らしい内容です。彼の言葉そのまま載せます。



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【➀この教室に出会った経緯は?】
私は小学1年生から4年生までの間ベルギーに住んでいて、ピアノはベルギーにいた小学1年生の時に初めました。帰国後、この教室については母の友人による紹介がきっかけで知りました。そして、実際に体験レッスンを受けてこの先生の元でピアノを続けたいと感じたのでこの教室でレッスンを始めました。


【②教室での思い出は?】
発表会や弾き合い会での思い出は、上手くいきすぎた時や明らかに練習不足だった時など思い返せばたくさんあります。その中でも印象的なものは高校一年生の発表会です。当日、私は発表会の直前まで部活の試合があり、試合の後大急ぎでホールに向かい演奏しました。演奏自体は試合の疲労もあってあまり良いとは言えないものでしたが、これほど大忙しの中発表会に出ることはもうないと思うので、今思えばとても良い思い出です。また、1番最近行われた弾き合い会も思い出深いです。普段はあまり弾くことのないジャズの曲を兄弟で連弾することができ、とても楽しかったです。


【③心に残ったレッスンの思い出は?】
レッスンを振り返ると、基礎練習の大切さを実感した時や、譜読みの成長について先生に褒められた時など様々な思い出があります。その中でも高校に入ってから弾いた「月の光」のレッスンは強く印象に残っています。この曲には様々なシーンがあり、それぞれにあった弾き方をできるように試行錯誤を重ねていきました。一つの曲を完成させるにあたって、表現力を磨く過程が最も学びの多いところだと思います。私自身も「月の光」を弾いた時、この点ですごく苦しみましたが、先生の教えを通して強弱や緩急をうまくつけられるようになったと思います。


【④中学から始めた野球を大学生になった今も部活で続けつつ、ピアノも両立出来たのはなぜ?】
私がピアノと野球を大学生になっても両立し続けていられる理由は、どちらも楽しんで取り組めていたことにあると思います。忙しい日々が続く中でもピアノのレッスンや練習は前向きな気持ちで取り組むことができました。そこにおいては、先生が私の生活に合わせた形でレッスンを行ってくれたことが大きいと思います。そのおかげで無理ない形でピアノを続けることができ、大好きな野球とピアノのどちらも目一杯楽しめたと思います。


【⑤勉強と野球とピアノを全てこなす上で気をつけた事などはありますか?】
私の場合はピアノ、勉強、野球の中で圧倒的に野球が忙しかったので野球の予定に他の2つをうまく合わせる形で取り組んできました。実際に、野球に合わせながら学校の課題などもこなすとなると1週間の中でまったくピアノに触れられなかった時も多々ありました。ですが、その中でもレッスン前には必ず前回の復習をわずかな時間でも行うようにしていて、これは忙しい中でも難しい曲に挑戦できた要因のうちの一つだと思います。
また、勉強ではオンオフを意識していました。テスト期間や受験直前期にはレッスンを休ませてもらうなどして、勉強に多くの時間を割けるようにしていました。


【⑥受験期はどうしてた?】
高校受験の時には、受験直前の2ヶ月だけレッスンを休ませてもらい、それ以前までは普段通り通い続けていました。大学受験の時には、自分は推薦入試に向けて勉強していたので高校のテスト期間のたびにレッスンを休ませてもらいました。私は受験期に入るにあたってレッスンを休もうと初めは考えていました。ですが、勉強し続ける毎日の中でピアノが良い息抜きになることに気づき、レッスンは直前まで休むことなく続けていました。その期間に自宅で練習する時間を作ることはほとんどできませんでしたが、週に一度のピアノを弾く機会はとても良いリフレッシュだったと思います。


【⑦ピアノの魅力を教えて】
ピアノの魅力は言葉や行動とは異なる形で思いを表現できることだと思います。また、それが音となって自らにも聞こえることも魅力の一つだと思います。曲やフレーズの持つ気持ちになりきることは本当に難しいですが、それにむけて試行錯誤を重ねる時間はとても楽しいですし、曲やフレーズと自分の弾いた音がマッチした時の喜びは他にはない特別なものだと思います。


【⑧この教室を続けてくれた理由】
まずは単純に教室でのレッスンが楽しかったからです。自分1人では弾けなさそうな難しい曲であっても、譜読みから丁寧にレッスンを行なってくれるので様々な曲に挑戦することができました。二つ目は、自分の生活にあわせてレッスンを行えるからです。中学高校では部活や勉強など忙しい時期も多くありましたが、休みの期間を作らせてもらったり、レッスンを振り替えてもらったりして無理ない範囲でレッスンに取り組むことができました。



【⑨学校や部活、ピアノとの関わり方を後輩にアドバイス】
学校や部活、ピアノとうまく関わっていく上で1番大切なことは継続することだと私は思います。
中学、高校と上がっていくにつれて勉強や部活が忙しくなっていくのは当然のことです。その中で、例え週に一度きりだったとしてもピアノに触れる機会があるのとないのでは大きく変わってくると思います。自分の予定に合ったピアノとの付き合い方を見つけることが鍵だと思います。


【⑩Hくんにとってピアノとは?】
私にとってピアノは自分の幅を広げてくれたものだと思います。実際に、一つの曲を聞くにしてもピアノについて知っていることによって、ただ歌詞を聞くだけでなく、旋律や音色など様々な要素を楽しめている気がします。また、ピアノを通して様々な経験をすることができました。合唱コンクールや卒業式の伴奏に挑戦し、他の人とは異なる感動を体感したり、ピアノを通して友人や先生との関係を深められたりしました。このような経験や感じ方はピアノがあってこそできたものだと感じています。


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いかがでしたか?

教室では男子の生徒さんはやはりサッカーや野球、スポーツをしている方々がいます。

ピアノとは全く違う分野ですが、H君は部活を見事にやり通し継続しています。
参考にして頂ければいいなと思います。

大学生になった今はレッスンでも更に深い内容を教える事が出来るようになり、また新たな"ピアノ大好き仲間"が増えてくれたなと私も嬉しい限りです。


教室ホームページはこちら
https://www.chikako-piano.com/




高校の時の野球の写真、いつものHくんと違って新鮮です!!

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高校生の時の弾き合い会
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chikako_piano at 18:08|Permalink